ここで示す研究テーマは、あくまで例です。実際の研究テーマは、ゼミのMVV、そして学生のやりたいことやスキルセットをベースに、相談によって決めていきます。理系重視から文系重視まで、学生に合った卒業研究のテーマをオーダーメイドします。
参考として、ページ下部では「先輩の研究テーマ」や「もし天/君天で扱った研究テーマ」も紹介しています。
天文学系
・法政大学二連望遠鏡HOTATEを使った銀河や恒星の観測的研究
・有機分子の起源を探る銀河の化学 〜 アストロケミストリー入門
・銀河はなぜ多様な姿形をしているのか?形作る要因は何か?
・銀河系の内部構造はどうなっているのか?どうやってできてきたのか?
・銀河の歴史においてどのように化学進化が進んできたのか?
・銀河に端はあるのか?銀河と銀河の間には何があるのか?
・星はどこで生まれて、どこで死ぬのか?
・宇宙で起こる突発現象・変動現象を発見する(超新星、変光星、小惑星などのモニタリング)

・ITとAI技術を駆使したスマート古民家天文台 〜 いつでもどこからでも自分たちだけの天体観測を
※天体観測を自動化・遠隔化(自動化の具体例:天体導入、CMOS制御、フォーカス制御、ドーム制御、気象データの記録、SQMの記録、など。発展として、それぞれの制御に機械学習を組み込んで精度向上)
天文文化系
・星空文化のオーラルヒストリー 〜 聞き手と語り手の相互作用で紡ぐ物語
・学校教育における天文教育のための使いやすいICT教材はどんなものか?
・科学への興味関心が低い層へ向けて、どうすれば科学の理解促進ができるか?(サイエンスコミュニケーション)
・観光資源としての星空の調査と星空観光の検討(アストロツーリズム)
・どうすればInstagramで星景写真のいいね!数が増えるかについて統計モデリングによって分析。
・地域固有の星空文化は存在するか?また違いはあるのか?
・星空観賞における心理的効果に関する調査。
・自然環境問題としての星空保護活動の実践研究。
・電視観望を用いた都会における星空文化の醸成。
・古民家天文台の運営検討、および地域の理解促進のためのコミュニケーション活動。
地方創生系
・ライフイベント(進学、就職、結婚、出産、転居、死別など)に着目した人の心理状態の変化についての研究(キャリア心理学、青年心理学)
・地域内の繋がりを作るサードプレイスにおける居場所感についての研究(コミュニティ心理学)
・活気がなくなっていた商店街に対して地域住民を巻き込んだ祭りを開催し活性化(アクションリサーチ)
・参加型アクションリサーチ 〜 教育・経営・農業・伝統文化の変革
・使い方の困っている公園に対して、地域住民参加型のワークショップを開催し新たな遊び方を提案(アクションリサーチ)
・定点カメラや温度センサーなどのIoT技術導入による、農業や伝統工芸などの伝承効率化(後継者問題)
・高齢者の幸福感についての調査(高齢者心理学)
・まちづくりにおける地域医療と介護福祉サービスの充実度の統計的効果検証(統計的因果推論)
・地域内の回遊性向上を目指した観光用Webサイト「星野女子旅」の制作(Webマーケティング)
・質的調査と量的調査を組み合わせた地域マーケティングと地域ブランディング戦略
・地域マーケティングデータを収集するアプリケーション開発 〜 地方創生DX推進
・構造方程式モデリングを用いた統計的な心理・社会調査
・インスタントカメラを通して見えるディズニーリゾートの隠れた魅力に関する調査(都市の理解)
・ゼミで所有する空き家のリノベーション計画(例えば、空き家カフェなど)
・コミュニティデザイン学 〜 学生と社会人が交わる街中ワークショップ
学際宇宙ゼミナールの先輩のテーマ
修士論文
2019年度
-奥田航大:全天スカイモニターの開発と運用
-唐澤安曇:法政大学二連望遠鏡HOTATEによる突発天体検出システムの構築
-福島めぐみ:すばる望遠鏡/CIAOとKeck望遠鏡/NIRC2によるDE Tauの高解像度撮像データの解析
-堀川和希:法政大学二連望遠鏡HOTATEの観測性能の改善
-望月亮吾:法政大学二連望遠鏡HOTATE観測データアーカイブシステムの構築
2021年度
-小上樹:すばる望遠鏡/Hyper Suprime-Cam用狭帯域フィルターNB515で探るアンドロメダ銀河恒星ハローの構造
-戸澤理紗:福岡県八女市星野村における空き家課題解決に向けたアクションリサーチの実践
2022年度
-増尾天佑:地域と学校が連携した天文教育プロジェクトの持続可能性を目指した参加型アクションリサーチ
-森林太郎:すばる望遠鏡/Hyper Suprime-Camで探るりゅう座矮小銀河の星形成史
卒業論文
2019年度
-池田優花:星野村住民に対する星空への関心度向上に向けたアクションリサーチ
-小上樹:アンドロメダ銀河ハローのHSCデータ解析手法の構築
-笹野美駒:星のソムリエ®資格制度が受講生にもたらす影響~星野村・星のソムリエ®講座 準ソムリエを事例に~
-髙橋あゆみ:ライフストーリーインタビュー法を用いた星と星野村住民の関係性の調査
-戸澤理紗:「星の村」活性化に向けたアクションリサーチの検討
-守角夏海:星景写真を通じた天文普及効果と地域活性化の可能性についての考察―星野村で活動する星景写真家を事例に―
2020年度
-五十嵐庸介:コロナ禍における星野村飲食店の実態調査
-加藤樹:ディープラーニングを用いた銀河の形態分類
-神尾菜月:Dragonfly 望遠鏡を用いた空き家天文台計画: 赤道儀制御と活用検討
-佐々木夏奈:星の文化館 100cm 反射望遠鏡の性能評価
-鈴木風音:Dragonfly 望遠鏡を⽤いた空き家天⽂台計画: CMOS の性能評価と活⽤検討
-増尾天佑:星のソムリエっ⼦計画〜星野村における簡易分光器を⽤いた授業検討〜
-皆川倫毅:星のソムリエっ子計画〜星野村における屈折望遠鏡を用いた授業検討〜
-宮原栞梨:Instagram における星景写真の「いいね!」数の要因分析
-森林太郎:矮小銀河の星形成史解明に向けた連星系の統計シミュレーション
2021年度
-市川紗妃:星野村における高齢者の幸福感についての調査
-太田隼:すばる望遠鏡/FOCASによるComa clusterの分光データ解析
-小野瑞季:Dragonfly Telephoto Arrayによる観測研究の先行研究調査
-菊池美結:Dragonfly望遠鏡を用いた空き家天文台計画~天文台建設サイトの選定と長期モニタリング観測~
-切通琴美:Dragonfly望遠鏡を用いた空き家天文台計画~オートガイドシステムの導入及び天文台建設サイト調査~
-佐藤恭輔:すばる望遠鏡/FOCASによるComa clusterの分光データ解析
2022年度
-梅澤夏記:福岡県八女市星野村における回遊性向上を目指した観光用 Web サイト「星野女子旅」の制作(HP
-榎本遥:Dragonfly望遠鏡を用いた空き家天文台計画〜オートガイダー制御システムの開発〜
-海老根孝樹:福岡県八女市星野村を事例としたボードゲーム型キャリア教育教材の開発
-大野雄輝:星野村鹿里地区における棚田保全活動に関わる後継者コミュニティへのアクションリサーチ
-芝侑:福岡県八女市星野村における空き家流通促進に向けた実務研究
-島田彩希:福岡県八女市星野村を事例としたボードゲーム型キャリア教育教材の開発
-清野未紗:Dragonfly望遠鏡による空き家天文台計画〜自動開閉ドーム模型のプロトタイプ制作〜
-勢〆彩希:星の⽂化館 100 cm 望遠鏡を⽤いた銀河ハローの多様性の観測的研究
もし天/君天で扱った研究テーマ(天文学系のみ)
・銀河の様々な形に法則はあるのか。
・渦巻/楕円銀河の形の要因。
・銀河団の観測によるインフレーション理論の検証 ~宇宙の始まりを探る~ 
・惑星状星雲の色や形に対して惑星が影響をしているのではないか 
・惑星の種類とその中心星の金属量の関係の調査
・銀河系内の星団の分布と相対的な年齢の関係
・超大質量ブラックホールと銀河の成長
・銀河や銀河団における暗黒物質の割合
・銀河団の観測による新しい銀河の分類の提案
・銀河集団の大きさ・質量と、銀河集団中のダークマターの質量の相関
・星の死と誕生のつながり
・銀河の衝突による星の誕生
・本当にベテルギウスは爆発するのか
・銀河団のバリオン密度パラメータと質量密度パラメータの観測的研究
・クェーサーの観測による宇宙膨張の実証
・銀河のカタチはどうやってできた?
・宇宙のこれから
・彗星の色の謎に迫る
・星雲の進化—星雲の形とその関係—
・ハッブルが解けなかった問題に挑戦
・惑星状星雲の構造
・IIn 型超新星の元素組成と膨張速度
・測光・分光観測による干潟星雲(M8)の中心星の調査
・トランジット法によるTrES-3の観測
・球状星団の現在位置とその由来を結ぶミッシングリンク
・銀河の形成年代とブラックホール質量の関係について
・銀河の形と物理量の関係
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